夏の読書(感想文) オススメの一冊📖 その2

夏の読書(感想文) オススメの一冊📖 その2
 
 
いやしの森から、
こんにちは🍀😊🍀
 
8月に入りました。
日本各地で花火大会も数年ぶりに開催されていますね。
 
猛暑日が続いていますので、熱中症や夏バテにはどうかお気をつけてください。
 
お盆も近づいています。
 
前回、この夏の読書におすすめの本 、📖『ビルマの竪琴』(竹山 道雄 著) をご紹介しました。
 
今回は、
もう1冊のご紹介です。
 
📖『象のいない動物園』
(斎藤 憐 著)
 
です。
 
戦争で殺された上野動物園の象、トンキーの一生と、戦後にその事実を知った子どもたちの努力によって、新たに象を迎えるまでの、実話をもとにした物語です。
 
戦争をするのは、人間という動物だけです。
 
人間が戦争をすれば、苦しむのは人間だけにとどまりません。
 
戦争によって苦しみが生じることを、過去から今にいたるまで、自他の知識・経験で知っているのに、
 
なぜ戦争をしないで生きることを人は選ばないのでしょうか?
 
戦争をしないで生きることのために、知恵をしぼって、力を合わせることを選ばないのでしょうか?
 
戦争になったら、怒ったり、困ったり、あきらめたり、傍観すること以外を選ぶことはできないのでしょうか?
 
この1冊の実話を元に創造した物語からでも、どなたでも、平和に生きることについて、自分自身で何らか新しい視点を獲得することができるのではないか…と思いご紹介しました。
 
8/6、9、15 と、平和への思いを新たにする祈念の日が続きます。
 
一人一人が、
戦争をつくらない、戦争を止められる、戦争をやめられる、慈悲と智慧の心を、自由に、健やかに育むことができますように。
 
 
Words by 赤月凪 亜優見