立春 と ジョニ・ミッチェルと 「青春の光と影」
いやしの森から、
こんにちは🍀😊🍀
2月3日は、豆まきや恵方巻きで節分を楽しくお過ごしになった方も多かったでしょうか😊
スーパーやデパ地下でも、工夫を凝らした恵方巻き、手作り用の食材を選ぶたくさんの方がいらっしゃいました🎵
豆まき の起源は中国とされています。季節の変わり目には、鬼や魔があらわれるので、豆や穀物のような生命力があるものをまいて、それらをおいはらう…という意味合いの風習が成り立ったと考えられているようです。
恵方巻きは、大阪発祥だとか…。近年は、某コンビニからブームに火がつき、すっかり有名になった食べ物ですね。
恵方とは、陰陽道 でいう今年の「年神様」のおられる方角のことをいい、2022年は<北北西>が恵方 / 吉方位で、万事によい方角とされます。
北北西…と聞くと、
ヒッチコック監督の映画作品 「北北西に進路を取れ」(1959年・アメリカ) を思い出しました。60年以上も前の作品ですが、今年見たら、何かシンクロが起こるかも🎵
2月4日 は、立春。
古代中国で、太陽が通る道 / 黄道を24等分 (24節気) にしたうちの一つで、春の始まりの節目にあたるとされています。
ここから、春分の日 まで、ジワジワと春が深まっていきます。
前回のブログで少し触れた、映画 「コーダ あいのうた」について、もう一つの見どころ、聞きどころのお話のをさせてください。
この映画の中で、ジョニ・ミッチェルさんの 「青春の光と影」という曲が歌われています。
原題は、「Both Sides Now」
です。
本当は、英語と日本語の両方の歌詞を全部ご紹介したいのですが、映画を見るときの楽しみを減らしてしまうといけませんので、転載はいたしません。
楽曲からひびくメッセージは、
影と光。
過去と今。
絶望と希望。
老いと若さ。
死と生(命、人生)。
幻/虚妄と現実。
俗と聖。
どちらか片側だけを見ていたことに気づき、
今、
それをもう片側から見てみる。
その時あらわれる、
一瞬の価値の逆転と、価値から解放される自由。
例えるなら、タロットカード の大アルカナ 12番の 「吊るされた人」の意味にも通じる世界。
…個人的な印象ですが、そのように感じられました。
ご興味持ってくださった方は、ぜひ、映画をご覧になってみてください。
この歌詞にも、映画「北北西に進路を取れ」にも、<架空・空性>という共通ポイントがあります。
特別なことをしても、しなくても、
日常の中で、<何もしないでいる時間>を大切にできたら、素晴らしい気づきがもたらされることがあります。
冬がつらかった方は、春を存分に喜べますように。
この春が辛い方は、春の終わりよりも早く、苦しみが終わりますように。
星の流れよりも、季節の流れよりも、心の流れは早いのです❗️
星や季節のめぐりを凌駕して、みなさんの心の春が、ご自身の心の力によってもたらされますように。
心を込めて、立春のお祝いメッセージ✨😌✨
いやしの森 amin の店頭で定期的にお配りしているチラシです。
あなたの春を見つけに、amin にも、ぜひお越しくださいね💓
Words by 赤月凪 亜優見