(再投稿)どうであれ、引き寄せて得る より、もらって得る より、与える が最上✨

どうであれ、引き寄せて得る より、もらって得る より、与える が最上✨
 
 
いやしの森から、
こんにちは🍀
 
世界動向、社会・経済状況が不安定になってくると、
 
生きやすさ
 
が、全体的に下がってきます。
 
それに加えて、
個人が主観的な価値基準で
 
過去と現在を比較
 
して、
 
現在を
 
・よくない
・苦しい
・不満
・足りない
・悪い
・劣る
 
等と評価すると、
 
欲と怒りが増加します。
 
その心が原因で、
 
なんとか元の状況に戻そうとしたり、
 
何でもかんでも、もっともっと手にいれようとしたり、
 
持っているものを他者と分かち合うよりも、むやみに握りしめて、自分だけのものにしようにしたり、
 
果ては、
 
他者のものを奪ったり、
 
他者が得ることを妨害したり、
 
他者の得たものを破壊したり
 
までします。
 
戦争もそんな心が原因で起こる現象の一つです。
 
心のはたらき というところから見れば、
 
・欲
・怒り
・無知(智慧がないこと)
 
の因果関係でおこることなので、
 
どんな生命でも、原因と条件(縁)が揃えば、結果として、その行為をします。
 
生命の生きやすさが落ちている時に、よい人間でいることは、かなり難しいことだといえると思います。
 
自己啓発や、スピリチュアルなどで、幸福に関する思想・哲学・ノウハウ・ヒントは大量に語られています。
 
自分の欲しいモノや状況を引き寄せる (→引き寄せて、得る)
 
引き寄せ(の法則) も、ずいぶん前から、流行っていますが、
 
ただの
エネルギーの引っ張りっこ
…にならないように気をつけなければなりません。
 
というのは、
 
自分に欲しいモノや状況がある
 
という、
満たされていない、足りない状態があるという根本原因にアプローチしない限り、
 
引き寄せて得る
は、エンドレスに続くからです。
 
つまり、
永久に満たされないワタシ、
を現象化し続ける
ということです。
 
波動を上げて⭐️⭐️…も、
 
何か自分の得たいモノや状況のためにするのなら、同じことです。
 
一向に波動が上がらないワタシ、
という状態がエンドレスに続きます。
もらって得る こと、
は生きやすさが増したことですから、喜びや満足があらわれるのは自然なことです。
 
でも、
そのあとに必ず別のものが欲しくなります。得ようとすること、衝動には終わりがありません。
 
ですから、
もらって得る こと が最上、
とはいいがたいのです。
 
もともと、
完璧に生きやすい世の中、なんて
 
不完全な生命に現象化するのは不可能です。
 
それぞれの生命の欠けた生きやすさを埋めて、補う
最上の方法は、
 
自ら <与える>
 
という行為である、
ということを検証していただくことを提案したいと思います。
 
生まれてから死ぬまで、与えられるものが何一つないという生命はいません。
 
与えているときは、
飢餓感や不満から自由です。
 
自分の得たものを、他者にあげた時、自分の得たものを失ったのに、幸福や喜びや満足を感じますよね。
 
失ったのにね?
減ったのにね😊
 
この混迷の時代の中、
 
せめて、
どんな人もどんな生命も、
他者に何かを与えうる存在である、というメッセージだけでも届いたら、
 
それだけでも世の生きにくさは減るはずではないかと思います。
 
「あなたが生きていてさえ、くれればいい」
 
って、
そんなセリフも、
世には、今だって❗️
あふれているじゃないですか…😊
 
与えた生命は、ジリ貧にはなりません。
 
その原因によって、縁が満ちれば、与えられます。
 
与えるという行為で、自分の心の欲、怒り、無知をなくしていくことは、仏教では布施行(あたえる修行)といって、とても大切に教えられています。
 
私の不完全な説明ではありますが、
シャカムニ・ブッダの説いた因果法則から、
ほんのちょっぴりのエッセンスのお福わけのお話でした。
 
~ 生きとし生けるものが幸せでありますように ~
 
 
Words by 赤月凪 亜優見